笠原嘉(読み)かさはら よみし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠原嘉」の解説

笠原嘉 かさはら-よみし

1928- 昭和後期-平成時代の精神医学者。
昭和3年1月26日生まれ。昭和47年名大教授となり,60年同大付属病院長。のち藤田保健衛生大教授。現代青年の無気力状態を退却神経症と名づけ,学生や高学歴サラリーマンの社会不適応に警告を発した。兵庫県出身。京大卒。著作に「アパシー・シンドローム」「軽症うつ病―「ゆううつ」の精神病理」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android