笠懸[町](読み)かさかけ

百科事典マイペディア 「笠懸[町]」の意味・わかりやすい解説

笠懸[町]【かさかけ】

群馬県南東部新田(にった)郡の旧町。1990年町制。桐生市の南西隣に位置する。渡良瀬川扇状地に位置し,水の便が悪いため,灌漑(かんがい)用水貯水池を利用して施設園芸による野菜・果樹栽培が行われる。両毛線,東武桐生線が通じ,桐生,伊勢崎両市への通勤者が増加しており,金属,機械,電気機器などの工場も進出している。岩宿駅北西の岩宿(いわじゅく)遺跡は旧石器時代人の遺跡で,国史跡に指定されている。2006年3月,勢多郡東村,山田郡大間々町と合併し市制みどり市となる。18.61km2。2万7216人(2003)。

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