笠懸蟇目(読み)カサガケヒキメ

デジタル大辞泉 「笠懸蟇目」の意味・読み・例文・類語

かさがけ‐ひきめ【×笠懸×蟇目】

笠懸に用いる矢の蟇目犬射蟇目いぬいひきめより小さく、内部空洞として、挫目ひしぎめという縦の筋を入れるのを特色とする。

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精選版 日本国語大辞典 「笠懸蟇目」の意味・読み・例文・類語

かさがけ‐ひきめ【笠懸蟇目】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かさかけびきめ」とも ) 笠懸に用いる矢の蟇目。犬射蟇目(いぬいひきめ)より小さく、胴の下部目柱(めばしら)寄りのところに挫目(ひしぎめ)とよぶ縦の筋を入れるのを特色とする。⇔犬射蟇目。
    1. 笠懸蟇目
      笠懸蟇目
    2. [初出の実例]「笠懸蟇目ならでは、しらめてと云事なし」(出典:就弓馬儀大概聞書(1464))

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