笠狭御前・笠沙御前(読み)かささのみさき

精選版 日本国語大辞典 「笠狭御前・笠沙御前」の意味・読み・例文・類語

かささ‐の‐みさき【笠狭御前・笠沙御前】

鹿児島県薩摩半島の北西端にある野間岬古称。天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)天降(あまくだ)りののち、木花開耶姫(このはなのさくやびめ)に会った所。
古事記(712)上「是に天津日高日子番能邇邇芸能命(あまつひこひこほのににぎのみこと)、笠沙御前(かささのみさき)に、麗(うるは)しき美人(をとめ)に遇(あ)ひたまひき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android