符号通信(読み)ふごうつうしん

百科事典マイペディア 「符号通信」の意味・わかりやすい解説

符号通信【ふごうつうしん】

音声やテレビジョン画像等の信号を標本化し,デジタル符号に変えて伝送する通信方法。音声のアナログ信号一定時間で区切り,サンプリング処理で振幅をとらえ,これに応じてパルス有無の組合せを変えるので,パルス符号変調PCM)通信ともいう。パルスの有無が識別できれば通信が可能で,伝送距離も大きく帯域幅も拡大され多重通信に適する。
→関連項目PCM

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android