第一三共(株)(読み)だいいちさんきょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「第一三共(株)」の意味・わかりやすい解説

第一三共(株)
だいいちさんきょう

製薬会社。2005年(平成17)9月、製薬業界大手の三共(1899設立)と第一製薬(1915設立)の事業統合により持株会社として設立。2社は持株会社傘下の100%子会社となった。2007年4月に両社吸収合併し、医薬品事業を統合、事業持株会社へ移行した。主要子会社に第一三共ヘルスケアがある。2006年アステラス製薬傘下であった一般医薬品事業会社ゼファーマの全株式を取得、翌07年ゼファーマは第一三共ヘルスケアに吸収合併された。第一三共の資本金500億円(2008)、売上高8801億円(2008。連結ベース)。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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