第3世代携帯電話(読み)だいさんせだいけいたいでんわ

IT用語がわかる辞典 「第3世代携帯電話」の解説

だいさんせだいけいたいでんわ【第3世代携帯電話】

第2世代携帯電話の次に普及した、ITU国際電気通信連合)が定めたIMT-2000規格に準拠したデジタル方式の携帯電話、およびその通信方式。世界共通の通話周波数を採用し、海外での利用が可能。高速データ通信を利用したテレビ電話音楽映像配信といったサービス提供。◇「3G(スリージー/さんジー)」ともいう。⇒第1世代携帯電話第2世代携帯電話3.5G第4世代携帯電話

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知恵蔵 「第3世代携帯電話」の解説

第3世代携帯電話

ITU(国際電気通信連合)によって定められた「IMT-2000」規格に準拠したデジタル携帯電話の方式の総称通称「3G」。現在主流の通信方式である。初期のデジタル携帯電話であった第2世代携帯電話方式と比較して、高速なデータ通信ができることが特徴。インターネットとの高速接続や、テレビ電話などが実現されている。元々IMT‐2000は、全世界で1つの規格に統一される予定であったが、実際には各国の事情を考慮し、5つの規格が併存する形となっている。日本では、NTTドコモソフトバンクモバイルなどが採用している「W-CDMA」と、auが採用している「CDMA2000」が使われている。また、HSDPAなど、これらの規格を拡張・高速化したものを「3.5G」と呼ぶことも多い。

(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2008年)

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「第3世代携帯電話」の解説

第3世代携帯電話

アナログ携帯電話の第1世代、デジタル携帯電話の第2世代に次ぐ第3世代(3G)の携帯電話。IMT-2000に準拠しており、日本では、NTTドコモとVodafoneがW-CDMA方式を、KDDIがCDMA2000方式をそれぞれ採用している。第3世代携帯電話は、それまでの携帯電話に比べて圧倒的に高い転送速度を誇る。そのため、動画や音声を使った、魅力的なコンテンツを提供できる。

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