筆管(読み)ヒッカン

デジタル大辞泉 「筆管」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐かん〔‐クワン〕【筆管】

筆の軸。筆柄ふでづか
「親ら―を執るに勝えず」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「筆管」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐かん‥クヮン【筆管】

  1. 〘 名詞 〙 筆の軸。筆柄(ふでづか)
    1. [初出の実例]「筆管の意匠を中心として百種異なるものを集めることに没頭した」(出典:春城随筆(1926)〈市島春城〉趣味談叢)
    2. [その他の文献]〔西京雑記‐一〕

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普及版 字通 「筆管」の読み・字形・画数・意味

【筆管】ひつかん(くわん)

筆の軸。〔西京雑記、一〕天子の筆管は、錯寶を以て(ふ)と爲し、毛は皆秋の毫を以(もち)ふ。~雜寶を以て匣(はこ)と爲す。皆直(あたひ)百金なり。

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