等閑無(読み)とうかんない

精選版 日本国語大辞典 「等閑無」の意味・読み・例文・類語

とうかん‐な・い【等閑無】

〘形口〙 とうかんな・し 〘形ク〙 いいかげんに思っているところがない。忘れることがない。また、きわめて親しい。遠慮がなくて心やすい。
※応永本論語抄(1420)公冶長第五「心中には述懐なれども外相には等閑なき体をしてともなふをば」
咄本醒睡笑(1628)三「来し方の等閑なきに宿を尋ねおとづるるが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android