筑前名所図会(読み)ちくぜんめいしよずえ

日本歴史地名大系 「筑前名所図会」の解説

筑前名所図会
ちくぜんめいしよずえ

一〇巻 奥村玉蘭

成立 文政四年

稿本 福岡市博物館

解説 筑前国名所旧跡神社仏閣町並年中行事神話伝説などを二四六点の図を添えて記した地誌。記事は「筑前国続風土記」など先行の地誌を参考にしている。図はほとんど玉蘭が描いているが、仙などが描いたものが一二点含まれている。歴史上の人物画や伝説などの図が多いのが特徴。

活字本 昭和四八年に複製本刊、昭和六〇年に活字本刊。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android