筑後[市](読み)ちくご

百科事典マイペディア 「筑後[市]」の意味・わかりやすい解説

筑後[市]【ちくご】

福岡県南部,筑紫(つくし)平野の南東部を占める市。1954年市制。中心は小倉から薩摩へ向かう街道宿場町市場町であった羽犬塚(はいぬづか)で,九州新幹線,鹿児島本線が通じる。水田地帯で,茶,イグサブドウナシイチゴ栽培が盛ん。電機,機械,食品などの工場が立地し,近年は人口,工業出荷額ともに増加。久留米絣(くるめがすり)の生産も行われる。船小屋温泉,石人山古墳がある。41.78km2。4万8512人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android