筒針村(読み)つつばりむら

日本歴史地名大系 「筒針村」の解説

筒針村
つつばりむら

[現在地名]岡崎市筒針町

矢作川右岸に近い沖積地の自然堤防上にある。かつて村域西端に矢作川支流があり、現在は鹿乗かのり川用水路となって流れている。北は東矢作ひがしやはぎ村、東はわたり村、南は東牧内ひがしまきうち村、西は東本郷ひがしほんごう村・西牧内村に接する。中世、平田ひらた庄矢作郷に属し、その東隅にあたるという。近世を通じて岡崎藩領で川西手永に属する。寛永郷帳の村高三六四石余。享和二年書上には、人別二七六人、うち男一三三・女一四三、馬二匹。岡崎城下伝馬てんま町高札場まで一里八町と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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