(読み)こと

日本文化いろは事典 「筝」の解説

中国(唐)より雅楽の演奏用として、伝来した13弦の弦楽器。現在では、「おこと」と呼ばれ、お正月にはテレビなどからその音色をよく耳にします。 繊細な美しい音色を特徴とし、比較的演奏しやすい楽器です。 もともとは貴族階級の楽器でしたが、江戸時代からは武家・裕福な市民階級にまで広まり好まれました。 現在、最も一般に普及している邦楽器と言えます。

出典 シナジーマーティング(株)日本文化いろは事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android