箕(漢字)

普及版 字通 「箕(漢字)」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 14画

[字音]
[字訓] み・ちりとり

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 形声
声符は其(き)。其は箕の初文でその象形、箕はその形声字。〔説文〕五上に「簸(は)なり」とあり、穀物の塵などをはらう器。金文字形には、箕を簸揚する形、また女を加えるものなどがある。家妻を謙称して、箕掃の妻という。

[訓義]
1. み。
2. ちりとり。
3. 両足を前に伸ばして坐る形。

[古辞書の訓]
和名抄〕箕 美(み) 〔名義抄〕箕 ミ 〔字鏡集〕箕 ミ・クキ・ヒルミ

[部首]
〔玉〕に部首とし、簸など二字を属する。

[熟語]
箕潁箕裘箕踞箕倨・箕股箕坐・箕星・箕掃箕箒箕帚箕疇箕斗箕伯・箕尾箕賦・箕風・箕服箕畚箕斂
[下接語]
騎箕・弓箕・挙箕・乗箕・斗箕・南箕・奉箕・揚箕・柳箕

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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