算盤の書(読み)サンバンノショ

デジタル大辞泉 「算盤の書」の意味・読み・例文・類語

さんばんのしょ【算盤の書】

《〈イタリアLiber Abaci》中世イタリアの数学者フィボナッチピサレオナルド)の著作。1202年に書かれた数学書で、1228年に増補改訂版を出版。インド‐アラビア式記数法、計算法、方程式など内容は多岐に及び、フィボナッチ数列に関する章もある。そろばんの書。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android