箸立(読み)はしたて

精選版 日本国語大辞典 「箸立」の意味・読み・例文・類語

はし‐たて【箸立】

〘名〙
① 生後一二〇日目の小児に、食事を作って食べさせる祝いの儀式。はじめは一〇〇日目に行なったが、食い延ばすという意味から、一二〇日目になった。食初め。箸揃え。箸初め
※御産之規式(古事類苑・礼式六)「箸立の事 下々にてくひぞめといふ」
② 箸を立てておく具。〔料理早指南(1801‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android