節料(読み)セチリョウ

デジタル大辞泉 「節料」の意味・読み・例文・類語

せち‐りょう〔‐レウ〕【節料】

節の行事に用いる飲食物。また、そのための費用
晦日つごもりにもなりぬれば、ここかしこに―いと多く奉る」〈宇津保・蔵開下〉

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精選版 日本国語大辞典 「節料」の意味・読み・例文・類語

せち‐りょう‥レウ【節料】

  1. 〘 名詞 〙(せち)の日の祝いに用いる飲食物。また、そのための費用。せつりょう。
    1. [初出の実例]「正月四節料 親王已下食法。並同新甞会〈余節准此。但除雑餠并蒜〉五月五日節料。粽料」(出典:延喜式(927)三三)

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