節榑(読み)フシクレ

デジタル大辞泉 「節榑」の意味・読み・例文・類語

ふし‐くれ【節×榑】

節の多い材木。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「節榑」の意味・読み・例文・類語

ふし‐く・れる【節榑】

〘自ラ下一〙 ふしく・る 〘自ラ下二〙 節がたくさんあって木などがごつごつしている。また、手、足、指などの筋や骨がかたくふくれてごつごつしている。ふしくれだつ。
俳諧続猿蓑(1698)上「冬のまさきの霜ながら飛〈沾圃大根のそだたぬ土にふしくれて〈芭蕉〉」

ふし‐くれ【節榑】

〘名〙 節の多い材木や茎。また、木などの節が多いこと。ふしこくれ。
※俳諧・つばさ(1706)上「ふしくれのたたぬ匂ひや菊の花〈魯九〉」

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