節気(読み)セッキ

デジタル大辞泉 「節気」の意味・読み・例文・類語

せっ‐き【節気】

二十四節気にじゅうしせっき」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「節気」の意味・読み・例文・類語

せっ‐き【節気】

  1. 〘 名詞 〙 黄道を二四等分して、太陽がその位置に来たときの季節を示すようにしたもの。中国伝来の語で、太陰太陽暦で、季節と暦日の不一致を補うために暦に書き入れた。立春・雨水・啓蟄(けいちつ)春分清明(せいめい)穀雨立夏・小満(しょうまん)芒種(ぼうしゅ)夏至・小暑(しょうしょ)大暑(たいしょ)立秋処暑(しょしょ)白露(はくろ)秋分寒露・霜降(そうこう)立冬・小雪・大雪・冬至・小寒(しょうかん)大寒(だいかん)と名づける。二十四節気二十四気。二十四節。
    1. [初出の実例]「節気推移、遅速或変其序」(出典経国集(827)二〇)
    2. 「農人はつねに暦をみて、土用八専、其外節気のかはりを考へ」(出典:農業全書(1697)一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐律暦志・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「節気」の意味・わかりやすい解説

節気 (せっき)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「節気」の意味・わかりやすい解説

節気【せっき】

二十四節気

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

普及版 字通 「節気」の読み・字形・画数・意味

【節気】せつき

二十四気。

字通「節」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「節気」の意味・わかりやすい解説

節気
せっき

二十四節気

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の節気の言及

【季節】より

…中国では2至2分の中間点を立春,立夏,立秋,立冬と呼び,それぞれ春,夏,秋,冬の始まりとしたが,ヨーロッパでは2至2分が四季の始まりとされた点が異なる。中国では1年を24等分して,立春,立夏,立秋,立冬を含む24の区分点すなわち節気を設け,さらに節気の間を3等分して,各期間を初候,二候,三候と呼び,1年を72候に区分した。この季節区分は日本にも取り入れられ,二十四節気のいくつかは現在も用いられている。…

【二十四節気】より

…12個の中気と12個の節気の総称で,中国の戦国時代に成立した。節気ないし二十四気とも略称する。…

※「節気」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android