節立(読み)ふしだつ

精選版 日本国語大辞典 「節立」の意味・読み・例文・類語

ふし‐だ・つ【節立】

〘自タ五(四)〙
① 茎がのびて節があらわれる。また、木などが、節が多くてごつごつする。
※白河殿七百首(1265)夏「けふのみと急ぐや田子の手もたゆく千町の苗の節たたぬまを〈藤原行家〉」
② 指などが骨ばってごつごつする。
暴君へ(1916)〈有島生馬〉「節立った指の左右の手を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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