築山庭造伝(読み)つきやまにわつくりでん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「築山庭造伝」の意味・わかりやすい解説

築山庭造伝
つきやまにわつくりでん

江戸時代中期に最も広く普及したた作庭書で,明治に入っても刊行された。前後編から成る。前編3冊は造園家北村援琴斎の著 (1735) で,相阿弥流の作庭書として独立して刊行されたもの。後年,籬島軒秋里 (りとうけんあきさと) が後編3冊を著し (1828) ,前編と合せて一著とし流布した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android