篝屋守護(読み)カガリヤシュゴ

デジタル大辞泉 「篝屋守護」の意味・読み・例文・類語

かがりや‐しゅご【×篝屋守護】

鎌倉幕府職名。京都市内48か所に置かれた篝屋に宿営して、市中治安に当たった武士。篝屋の武士。篝屋守護人。篝。

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精選版 日本国語大辞典 「篝屋守護」の意味・読み・例文・類語

かがりや‐しゅご【篝屋守護】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉時代、篝屋に詰めて、京の市中の警備に当たること。また、その武士。
    1. [初出の実例]「洛中群盗蜂起之由、依風聞説。篝屋守護者并在地人等有懈緩御疑間」(出典吾妻鏡‐仁治元年(1240)一一月二九日)

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