篠塚菊松(読み)しのつかきくまつ

世界大百科事典(旧版)内の篠塚菊松の言及

【碁盤人形】より

…これが歌舞伎にも入り,子ども役者が碁盤の上で踊りをみせ,また座敷芸ともなった。元禄の篠塚庄松,宝永(1704‐11)の篠塚菊松などが有名で,奴踊を碁盤の上で踊る絵ものこっている。また,歌舞伎役者で所作事の上手であった佐渡嶋長五郎は,5歳のときから碁盤人形で人気を博し,9歳まで踊ったと《佐渡嶋日記》にみえる。…

※「篠塚菊松」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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