篠山篤興(読み)ささやま とくおき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「篠山篤興」の解説

篠山篤興 ささやま-とくおき

1813-1891 江戸後期-明治時代の装剣金工。
文化10年11月17日生まれ。川原林秀興にまなび,京都で開業。文久2年将軍徳川家茂(いえもち)の刀の金具を,翌年孝明天皇の短刀の金具を彫刻した。維新後は京都府勧業場御用係などをつとめた。明治24年12月10日死去。79歳。通称は政一郎。号は一行斎,仙斎,松花亭など。姓は笹山ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android