篦撓・篦矯(読み)のため

精選版 日本国語大辞典 「篦撓・篦矯」の意味・読み・例文・類語

の‐ため【篦撓・篦矯】

〘名〙 (「のだめ」とも) 矢竹の曲がりをため直すこと。また、その具。細い木にすじかいに溝を彫り刻み、篦を入れて撓める。
梁塵秘抄(1179頃)二「侍(さぶらひ)藤五君、召しし弓矯(ゆだめ)はなど問はぬ、弓矯ものだめも持ちながら、讚岐松山へ入りにしは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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