籍甚(読み)セキジン

デジタル大辞泉 「籍甚」の意味・読み・例文・類語

せき‐じん【籍甚/×藉甚】

[名](スル)名声が世に広まること。評判の高いこと。
[ト・タル][文][形動タリ]評判の高いさま。
「名声忽ち関西に―たり」〈秋水・兆民先生〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「籍甚」の読み・字形・画数・意味

【籍甚】せきじん

名声が高まる。〔漢書、陸賈伝〕(丞相陳平・太尉絳侯)兩人深く相ひ結び、呂氏の謀壞(やぶ)る。陳乃ち~錢五百を以て、賈に(おく)りて飮の費と爲す。賈、此れを以てに游び、名聲甚なり。

字通「籍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android