籠の渡(読み)かごのわたり

精選版 日本国語大辞典 「籠の渡」の意味・読み・例文・類語

かご【籠】 の 渡(わたり)

引綱でつった籠に身を託して渡ること。また、その難所、その装置和歌では、加賀国一説伊勢国尾張国との中間)の歌枕
※久安百首(1153)恋上「うちはへてかごのわたりに引く綱のゆくへは君にまかせたらなん〈藤原隆季〉」

かご【籠】 の 渡(わたし)

※加越能山川記(1704‐16頃)越中庄川〈略〉五ケ山東西の間、大川筋籠の渡し七ケ所あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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