籠水閣(読み)ろうすいかく

世界大百科事典(旧版)内の籠水閣の言及

【洪大容】より

…天文学者,数学者,音楽家(玄琴の名手)として実力があり,朴趾源ら北学派の指導者的存在であった。とりわけ天文学には造詣が深く,郷里清州長命の自宅の前に私設の天体観測所〈籠水閣〉をつくり実測に当たった。35歳のとき書状官に選ばれた叔父の随員として北京に旅行し,ドイツ人の欽天監正(天文台長)と対等にわたりあったこと,またこのとき出会った厳誠ら杭州の三遊士との友情は有名。…

※「籠水閣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android