籬越し(読み)マセゴシ

デジタル大辞泉 「籬越し」の意味・読み・例文・類語

ませ‐ごし【×籬越し】

籬垣ませがきを越えて事をすること。
「―に麦はむ駒のはるばるに及ばぬ恋も我はするかな」〈古今六帖・二〉
籬垣を越えて品物を授受すること。一説に、麦菓子のこととも。
「これ、―にさぶらふ、とて参らせたれば」〈・二三九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android