米ヶ袋村(読み)よねがふくろむら

日本歴史地名大系 「米ヶ袋村」の解説

米ヶ袋村
よねがふくろむら

[現在地名]弘前市米ヶ袋

東は目屋めや川に面し、東北は桜庭さくらば村、西南中野なかの村に接し、西にしげ山を背負う。

寛文四年(一六六四)の高辻帳の鼻和はなわ郡の新田に村名があり、村高三二四・六石、貞享元年(一六八四)の郷村帳でも村高に変化はない。貞享四年の検地帳によれば、村高六〇・三四七石、うち田方四九・二九九石、畑方一一・〇四八石、水田耕作が主体であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android