米之井村(読み)こめのいむら

日本歴史地名大系 「米之井村」の解説

米之井村
こめのいむら

[現在地名]山田町米野井こめのい

小見おみ村の西に位置し、南は竹内たけのうち村。慶長一五年(一六一〇)長岡ながおか浅間せんげん大明神(現稲葉山神社)本社建立の棟札に寄進村の一として村名がみえる。同一八年旗本田付氏は当村の一三八石など合せて五〇〇石を与えられた(「寛政重修諸家譜」、寛永二年知行宛行状)。元和七年(一六二一)または寛永七年(一六三〇)に旗本堀氏も当村の内で知行地を与えられたとみられる(寛政重修諸家譜)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android