米山 義則(読み)ヨネヤマ ヨシノリ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「米山 義則」の解説

米山 義則
ヨネヤマ ヨシノリ


職業
バンドネオン奏者

生年月日
昭和30年 2月18日

出生地
東京都 世田谷区

学歴
日本大学文理学部中退

経歴
両親の影響で早くからタンゴに親しむ。昭和47年日本公演で来日のアルゼンチン・タンゴの楽団員からバンドネオンを譲り受け、49年来日のバンドネオン奏者フリオ・アウマーダの勧めでアルゼンチン行きを決意し、渡航。50年永住目的で再渡航し、バンドネオンを学ぶ。20歳で人気タンゴバンドのカルロス・フィガリ楽団のメンバーに抜擢される。その後、ブエノスアイレスの劇場酒場カサブランカが“唯一のタンゴのオルケスタ・ティピカ(標準編成の楽団)”と誇る、タンゴの巨匠レオポルド・フェデリコの楽団で第一バンドネオン奏者に就任、楽団のマネージャーも兼ねた。平成9年自らのオルケスタを率い凱旋公演を行った。“カルリートス”の愛称で知られた。

没年月日
平成18年 6月5日 (2006年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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