米穀供出制度(読み)べいこくきょうしゅつせいど

精選版 日本国語大辞典 「米穀供出制度」の意味・読み・例文・類語

べいこく‐きょうしゅつせいど【米穀供出制度】

〘名〙 戦時下の食糧確保の目的から、農家地主の所有する米を一定条件の下に政府が徴集する制度。昭和一四年(一九三九)の農林省令により米穀強制買い入れの形で始められ、第二次大戦後も二一年の食糧緊急措置令によって二九年まで行なわれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android