粋が身を食う(読み)スイガミヲクウ

デジタル大辞泉 「粋が身を食う」の意味・読み・例文・類語

すい・う

遊里・芸人社会などの事情に通じて、得意になっている人は、つい深入りして、いつのまにか身を滅ぼすことになる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粋が身を食う」の意味・読み・例文・類語

すい【粋】 が 身(み)を食(く)

粋人ともてはやされたりしていると、遊興に深入りしすぎ、最後には身をほろぼすことになる。
評判記・けしずみ(1677)「『すいが身をくふ』とかやにて、てくだおとこは、わけよくしりたれば」

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ことわざを知る辞典 「粋が身を食う」の解説

粋が身を食う

粋を気取ったり、粋人としてほめそやされたりしていると、遊興に深入りして、最後には身を滅ぼすことになる。

[使用例] 全体芸者家の亭主なんぞというものは粋が身を喰った果ての洒落半分[永井荷風腕くらべ|1916~17]

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