粋陥(読み)すいばまり

精選版 日本国語大辞典 「粋陥」の意味・読み・例文・類語

すい‐ばまり【粋陥】

〘名〙 遊里などで、粋をきかせすぎて失敗すること。
浮世草子・好色産毛(1695頃)四「すいばまりに小袖ひとつ約束して、模様は雷をつけて、憎さに遣りぬ」
※艷魔伝(1891)〈幸田露伴〉「是ひとつには男みづからの粋ばまりなれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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