粕取り(読み)カストリ

デジタル大辞泉 「粕取り」の意味・読み・例文・類語

かす‐とり【×粕取り/×糟取り】

粕取り焼酎しょうちゅう」の略。
米・芋などから急造し、かすだけを除いた下等な密造酒。第二次大戦直後盛んに造られた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

飲み物がわかる辞典 「粕取り」の解説

かすとり【粕取り】


酒かす、芋などから急造し、かすを除いただけの粗悪な密造酒。第二次世界大戦直後に闇市に出回った。◇「カストリ」とカタカナで書くことも多い。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android