粕取(読み)かすとり

改訂新版 世界大百科事典 「粕取」の意味・わかりやすい解説

粕取 (かすとり)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の粕取の言及

【焼酎】より

…日本在来の蒸留酒。〈焼〉は加熱の意,〈酎〉は重醸,つまり,つくりかえした濃い酒の意である。米,麦,サツマイモその他のデンプンをこうじ(麴)で糖化するとともに酵母で発酵させ,そのもろみ,またはもろみを搾ったあとの酒かすを単式蒸留機で蒸留する。これが在来の焼酎で,現今の酒税法ではこうしてつくられたアルコール分45%以下のものを焼酎乙類と呼ぶ。これに対して,糖みつなどの農産物を原料としてこれをアルコール発酵させ,連続式蒸留機を用いて高純度のアルコールをとり,これを水でうすめてアルコール分36%以下にした酒を焼酎甲類と呼んでいる。…

※「粕取」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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