テノール記号(読み)テノールキゴウ

デジタル大辞泉 「テノール記号」の意味・読み・例文・類語

テノール‐きごう〔‐キガウ〕【テノール記号】

tenor clefハ音記号の一。五線の第4線を一点ハ音としたもの。声楽ほかチェロファゴットなどの声部使用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「テノール記号」の意味・読み・例文・類語

テノール‐きごう‥キガウ【テノール記号】

  1. 〘 名詞 〙 音部記号一つ五線譜の第四線上にハ音記号を記したもの。声楽のほか、チェロ、ファゴット、トロンボーンの声部に使用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のテノール記号の言及

【音部記号】より

…(2)ヘ音記号は第4線上がヘ(f)音であることを示し,低音部記号とも呼ばれる。(3)ハ音記号は一般に3種類が用いられ,中央ハ(c1)音が第1線上にあるもの(a)をソプラノ記号,第3線上にあるもの(b)をアルト記号またはビオラ記号,第4線上にあるもの(c)をテノール記号と呼ぶ。以上の種々の音部記号は,できるだけ加線の使用を避けるため,声や楽器の音域によって使い分けられる(図)。…

※「テノール記号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android