粗言(読み)ソゴン

デジタル大辞泉 「粗言」の意味・読み・例文・類語

そ‐ごん【粗言/×麁言】

そげん(粗言)

そ‐げん【粗言/×麁言】

粗末なことば。無礼なことば。粗語。そごん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粗言」の意味・読み・例文・類語

そ‐ごん【粗言・麁言】

  1. 〘 名詞 〙 荒々しい物言い。無礼の言語。また、粗末なことば。粗語。そげん。
    1. [初出の実例]「口吐軟語、永離麁言、受持一乗、偏期仏恵」(出典:大日本国法華経験記(1040‐44)中)
    2. 「忠義を思ふ所存より、思はぬ粗言(ソゴン)を申してござる」(出典:歌舞伎・二代源氏誉身換(仲光)(1884)中幕の切)
    3. [その他の文献]〔参同契〕

そ‐げん【粗言・麁言】

  1. 〘 名詞 〙そごん(粗言)
    1. [初出の実例]「麁言(ソケン)軟語皆第一義に皈す。和歌なむぞ必ずしも撰(えらみ)すてむ」(出典:米沢本沙石集(1283)五本)

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