粟原山八幡宮(読み)あわはらやまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「粟原山八幡宮」の解説

粟原山八幡宮
あわはらやまはちまんぐう

[現在地名]日原町青原

高津川左岸、南北に走る国道九号の西側に位置する。法人名は八幡宮。旧郷社。祭神は神功皇后・応神天皇・仁徳天皇・姫大神。寛保三年(一七四三)の登米越後持懸神社覚(登米家文書)や登米家代々記録(同文書)によると、治暦三年(一〇六七)登米佐内が鎌倉鶴岡八幡宮を勧請したという。佐内は陸奥国登米とめ登米とよま(現宮城県登米町)の出身で諸国大社巡拝の途、当地に八幡宮を勧請し、以来登米家が代々神職として奉仕したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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