粟田人上(読み)あわたの ひとかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟田人上」の解説

粟田人上 あわたの-ひとかみ

?-738 奈良時代官吏
造薬師寺大夫などをつとめ,天平(てんぴょう)7年従四位下にすすむ。のち武蔵守。天平2年大宰少弐の任にあった粟田大夫(まえつきみ)と同一人物ともいわれる。天平10年6月1日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「粟田人上」の解説

粟田人上

没年:天平10.6.8(738.6.29)
生年:生年不詳
奈良時代の官人。和銅7(714)年従五位下から天平7(735)年従四位下まで昇進。同4年平城京薬師寺造営のための造薬師寺大夫となる。

(今泉隆雄)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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