粥柱(読み)カユバシラ

デジタル大辞泉 「粥柱」の意味・読み・例文・類語

かゆ‐ばしら【×粥柱】

小正月の粥に入れるもち。また、粥杖かゆづえをこうよぶ地方もある。 新年》「天われにこの寿を給ふ―/風生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粥柱」の意味・読み・例文・類語

かゆ‐ばしら【粥柱】

〘名〙 陰暦正月一五日に、粥の中に入れて食べる餠(もち)。《季・新年》
※俳諧・雑巾(1681)春「十五日粥 小豆嶋めぐるや天の粥柱〈吉長〉」

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