精美(読み)セイビ

デジタル大辞泉 「精美」の意味・読み・例文・類語

せい‐び【精美】

[名・形動]細かいところまで行き届いて美しいこと。純粋で美しいこと。また、そのさま。
「人の品行は、無数の―なる事物に由りて、感化甄陶けんとうせらるることなり」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「精美」の意味・読み・例文・類語

せい‐び【精美】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 精巧で美しいこと。すぐれて美しいこと。純粋で美しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「食盒(じきろう) 〈略〉提盒〈今云提重箱〉近世製甚精美」(出典和漢三才図会(1712)三一)
    2. 「人の品行は、無数の精美(〈注〉ケッコウ)なる事物に由て」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一)

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