デジタル大辞泉
「精製」の意味・読み・例文・類語
せい‐せい【精製】
[名](スル)
1 十分に念を入れてつくること。「材料を選び精製した品」
2 まじりものを除いて、純良なものをつくりあげること。「原油を精製する」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
せい‐せい【精製】
〘名〙
① 念を入れて作ること。
※うもれ木(1892)〈
樋口一葉〉五「
生地は素
(もと)より沈寿官が精製
(セイセイ)の細璺陶
(さいふんたう)」
②
原料や
粗製品に手を加え、純良なものに作り上げること。また、
不純物を除いて
純度の高いものにすること。
※
福翁自伝(1899)〈
福沢諭吉〉
緒方の
塾風「不完全ながら色の黒い硫酸が出来たから、之を精製
(セイセイ)して透明にしなければならぬ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報