糊入紙(読み)のりいれがみ

精選版 日本国語大辞典 「糊入紙」の意味・読み・例文・類語

のりいれ‐がみ【糊入紙】

〘名〙 色を白くみせるために米糊を入れて漉(す)いた紙。のりいり。のりいれ。
談義本・教訓不弁舌(1754)一「のり入紙の二つ折にして四五枚重ね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「糊入紙」の意味・わかりやすい解説

糊入紙【のりいれがみ】

本来杉原紙米粉を入れて白くした和紙。現在は化学パルプ上質紙廃紙原料とし,変性デンプンを加えて機械ずきしたものもある。包装ラベル祝儀袋版画などの用紙

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android