女主(読み)オンナアルジ

デジタル大辞泉 「女主」の意味・読み・例文・類語

おんな‐あるじ〔をんな‐〕【女主】

一家主人である女。女主人。⇔男主おとこあるじ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「女主」の意味・読み・例文・類語

じょ‐しゅヂョ‥【女主】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 女の君主女帝。また、皇后をいう。
    1. [初出の実例]「陛下為女主男位、唯御陰理、不陽徳、故有比譴」(出典:聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「女主の講和を国民の容さざるにより」(出典:明治月刊(1868)〈大阪府編〉三)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐后紀序〕
  3. 一家の主人である女。女主人。女あるじ。〔礼記‐喪大記〕

おんな‐あるじをんな‥【女主】

  1. 〘 名詞 〙 女で一家の主人である人。女主人。女主人公。⇔男主(おとこあるじ)
    1. [初出の実例]「をんなあるじにかはらけとらせよ」(出典:伊勢物語(10C前)六〇)

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