糸操(読み)いとあやつり

精選版 日本国語大辞典 「糸操」の意味・読み・例文・類語

いと‐あやつり【糸操】

  1. 〘 名詞 〙 あやつり人形一種。人形に数本の糸をつけて、遣(つか)い手が上からそれを動かしてあやつるもの。寛文延宝一六六一‐八一)の頃から、手遣い人形の中にまじって遣われるようになった。南京操り
    1. [初出の実例]「南京糸操は寛文延宝の比より遣ひ始めし由」(出典:竹豊故事(1756)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android