デジタル大辞泉 「糸状体」の意味・読み・例文・類語 しじょう‐たい〔シジヤウ‐〕【糸状体】 1 藍藻らんそう類のユレモ、コケ植物の原糸体など、細胞が1列に並んで糸状になったもの。2 ⇒ミトコンドリア 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「糸状体」の意味・読み・例文・類語 しじょう‐たいシジャウ‥【糸状体】 〘 名詞 〙① ユレモなどの藍藻(らんそう)類で、体の基本として同じ細胞が一列につながって糸状をなすものをいう。細胞糸。トリコーム。② 苔(こけ)植物の胞子が発芽してできる緑色、糸状の配偶体。原糸体。③ =ミトコンドリア④ =そくし(側糸) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「糸状体」の意味・わかりやすい解説 糸状体しじょうたいtrichome (1) ネンジュモなど藍藻類の体の構成基本となる1列に並んだ細胞の連なりをいう。 (2) コケ植物の胞子が発芽後,コケ本体の形成以前につくる糸状の体,すなわち原糸体 protonemaをさす。 (3) 一般的な意味で糸状の体形をしたものをさす。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「糸状体」の意味・わかりやすい解説 糸状体 (しじょうたい) →原糸体 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の糸状体の言及 【原糸体】より …糸状体ともいう。コケ植物において,胞子の発芽後に形成される配偶体の初期段階で,ふつう分枝した1細胞列の糸状または多細胞性の塊状で,ごく小さくて目だたない。… ※「糸状体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by