糸竹古今集(読み)しちくこきんしゅう

精選版 日本国語大辞典 「糸竹古今集」の意味・読み・例文・類語

しちくこきんしゅうシチクコキンシフ【糸竹古今集】

  1. 近世の邦楽書。文化二年(一八〇五)刊。江戸神谷潤亭とその門人伊能一雲の共著。当時衰滅していた一節切(ひとよぎり)を再興し、一節切本来の楽曲の譜のほか箏曲長唄俗曲に合わせて吹いた小竹(こたけ)用法楽譜(指孔譜)を記したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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