糸経(読み)いとだて

精選版 日本国語大辞典 「糸経」の意味・読み・例文・類語

いと‐だて【糸経】

〘名〙 縦を麻糸で、横をわらや藺(い)で織ったむしろ。日よけ、雨よけ、または物を包むために用いた。
※俳諧・芭蕉庵小文庫(1696)夏「からびたる櫟(くぬぎ)林に日がくれて〈山店〉 仏の木地をつつむ糸だて〈芭蕉〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android